45歳からよちよちアイスホッケーを始めてみて感じる疑問がいくつか有った。
スケートでさえ30なん年ぶりというド素人にしか判らないアイスホッケーの難しさです。
地域のチームに頼み込んでなんとか入部させて頂いたのだが技術力に差が有りすぎて全く上手くならない、、、(笑い)
上手くなりたい気持ちはおおいにあるのだが、残念ながら地域社会人チームにはド素人を教育してる時間も仕組みも存在しなかった。(練習はすべて試合形式です。)
そんな管理人は偶然衛星放送で見たカナダのポンドホッケーというゲームにいたく共鳴。
ポンドホッケーは現在のアイスホッケーの原型でアイスホッケーと決定的に違うのはゴールの形状。
ポンドホッケーのゴールは高さが25センチしか無いのでパックを浮かせた強烈なシュートやパスが禁止されています。
激しいボディーチェックも厳重に禁止(退場)されていて選手同士がぶつかり合う事はありません。
経験者には判らないかもしれませんが強烈なシュートで飛びかうパックはド素人にはもの凄い恐怖で、万が一パックに直撃されたらどうなるんだろうという怖さがつきまとう。
ポンドホッケーはプレーヤー中の誰かががゴール前で守るというスタイルということで専門の防具が歩いているようなゴールキーパーは存在しないんですね。
ジェイソンマスクも必要ないしキーパー用のでっかいスティックも禁止されています。
ゴーリーがいないと試合に成らないという現在のスタイルだとキーパーの防具は重装備なのでお気軽には出来ないのですが、ポンドホッケーなら選手が交代でゴールを守るので誰にでも得点のチャンスが広がります。
スケート靴とスティックさえあればOKというお手軽さも大きな魅力です。
プレーヤーの防具は原則的に自由(自己責任)ですがヘルメットとヒジとヒザを守るのは初心者には必要かなと思います。
リンクサイズも通常の半分でも三分の一でも出来ますし、ゲーム人数も4対4でも良いし、3対3でもOKととても柔軟です。
このようなアイスホッケーのミニゲームはどこでも子供達が昔から遊んでいたスタイルですが、あくまでアイスホッケー上達の為の練習であってそれ自体は競技では有りませんでした。
たとえで言うとサッカーとフットサル の違いに似ています。
フットサルももともとはサッカーの上達の為のミニゲームだったと思いますが、現在ではルール等が出来あがって全く違うスポーツとして競技人口がどんどん増えている。
少人数で手軽にどこでも安全に(フットサルはタックルなどが禁止されている)楽しめるというのが忙しい現代にはマッチしているのがその理由だろう。
「フットサルやらない?」とは誘われても「アイスホッケーやりませんか?」とは言われない、、、(笑い)
ポンドホッケーも近年カナダなどで大きな大会 が開かれるようになって、ひとつの新しい競技として人気が出て来ているようです。
私が考える理想は「ポンドホッケーって面白いからやってみない?」と沢山の人がホッケーの魅力に触れてみるチャンスを増やす事です。
実際にヨチヨチ滑りながらでもスティックでパックを打って滑らせると、この世のものとは思えない滑らかなパックの動きに虜に成るはずです。
そんなド素人プレーヤーでもポンドホッケーなら得点のチャンスさえ有ります!(オフサイドがないのでゴール前で張ってればチャンス有り。)
ルール も極力ケガを防ぐように決められていて高齢になっても童心に帰って遊ぶ事が可能です。
スケートリンクでただ滑るのも面白いですがホッケースティックを持つとさらに楽しいです。
転ばぬ先の杖にもなりますからね、、、(笑い)
あなたも一度パックと戯れてみませんか?
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